普代村では、秋に行われる「ふだいまつり」の稚児行列に参加することで、子の健やかな成長を祈願できます。
【稚児行列とは】
子どもが華やかな衣装を着けて化粧を施し、まちを練り歩く日本の伝統行事です。現代では、「花まつり(お釈迦様の誕生日を祝う仏教の行事)」で行われることが多いためでしょうか、数珠を付けて帯には花を挿します。参加対象は普代村だと未就学児まで。ふだいまつりで華やかな衣装を身に付けて、神主さんにご祈祷していただき、山車を先導します。
【参加方法】
参加の案内は、子ども園や保育園から配布されます。参加申し込みの際に、衣装のレンタル、草履・足袋の購入を申し込むこともできます。
<参加費>(衣装・写真代込み)
1,500円
※草履と足袋の購入を申し込む方は、次の金額がプラスされます。
足袋1,300円、草履1,500円
※お金は、おまつり当日に持参します。
※金額は、令和5年時のものです。令和7年は、足袋1,000円、草履1,000円とのこと。
予告なく変更になることがあります。
<自分で用意する物>
・腰ひも(2本あると、着崩れしにくい)
・へこ帯
・化粧品(白い色のもの。鼻に塗る)
・足袋=購入申込もできる。
・草履=購入申込もできる。
お祭りの季節になると、久慈のスーパーにお祭りコーナーができて販売しています。
ネットで探してみても良いかもしれません。
【歩く距離】
500メートルほど。自然管理センターからスタートして、八幡様の前まで歩きます。令和5年は、三船さんでアイスをもらって自然管理センターに帰り、衣装を脱いでからアイスを食べて帰りました。
【保護者】
着付けを行い、一緒に歩きます。普代の場合は、保護者の服装の指定はありません。みなさん、普段着で参加していました。
〈当日の流れ〉
着付け
説明書を見ながら保護者が行います。園の先生方もサポートしてくれますが、事前に動画サイト等で、やり方を確認しておくと安心です。「稚児行列 衣装 着付け」で検索すると、いろいろ出てきます。
◎烏帽子をかぶるので髪の長い子は、後頭部で結っておきます。
◎事前にトイレを済ませておきます。
◎袴の丈は短めにしておくと、歩きやすいです。
↓
御祈祷
鵜鳥神社の宮司さんが御祈祷を行います。こどもに護符が配布されます。
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外に出て写真撮影
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自己紹介(事前に園で練習している)
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稚児行列
【感想など】
我が家では、2回参加しました。初回は、4歳のとき。見慣れない衣装に対してイヤイヤが発動して、行列に参加することができませんでした。子どもには事前に何をするかイメージできるように写真を見せたり、同級生が多いタイミングで参加できれば良かったのかもしれません。(初回は、参加する同級生が女の子だけだったので、化粧して衣装を着ることに違和感をおぼえたのかもしれません。)
5歳のときには申し込みをせず、6歳のときにようやく衣装を着て参加できました。このとき同級生で稚児行列に参加した子はゼロでした。普代の稚児行列では3~4歳くらいまでの子が多く、5~6歳の子は、山車の引き手としての参加が多かったです。
当日は、仕事の都合でギリギリに集合してしまい、しかも帯と化粧品を持っていくことを忘れていて、関係者の皆さまにご迷惑をかけてしまいました。帯は支度をする会場の近くに住んでいる方が、急遽、ご自宅から持ってきてくださいました。鼻の化粧は、ほかの参加者さんからお借りしました。大失態です。
お祭りまでは、バタバタと忙しい日が続きます。はじめて参加する方は、「自分で用意して持っていくものがあること」「説明書を見ながら自分で着付けすること」を、覚えておいていただければと思います。
参加した感想は、準備不足だったという反省が第一にありますが、子どもにとっては、草履をはいて歩き切ったことは、すごく達成感があったと思います。地域の方が手を振ってくれて、嬉しそうにふり返しながら歩いていました。



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