普代ぐらしで健康

普代村にはコンビニなど夜遅くまで営業しているお店はありません。
移住して4年。健康的な生活を送れているように感じます。
今回は、普代村での健康的な生活を考えていきます。


【早寝早起き】

夜、無駄な電気がついていない普代村では早寝早起きしやすい環境にあると思います。

※睡眠のゴールデンタイムは22~0時です。



【採れたての野菜】

普代村では畑で野菜を育てていたり、周辺に産直が充実しているので、自然と野菜を食べる量が増えます。新鮮なので、凝った調理をしなくても美味しいです。


【わかめ・昆布】⇒減塩・腸活・快眠

不足しがちな食物繊維を美味しく取ることができ、昆布で旨味を利かせれば減塩になります。昆布で出汁をとるときは、浸水前に炙ると良いそうです。わかめ(特にめかぶ)はマグネシウムが豊富に含まれており、快適な睡眠を助けてくれる食材です。乳酸菌飲料も良いけど、わかめの味噌汁も良いよ。


【ほうれんそう】⇒目の健康

中でも寒締めほうれんそうは、目の健康に役立つルテインが豊富です。葉物野菜の中で、鮮度が重要な野菜なので、採れたてを食べられるのが嬉しいところ。


【原木しいたけ】⇒骨・快眠・メンタル

味や香りが濃く、減塩できます。天日干しにすれば、丈夫な骨に欠かせないビタミンDが更に増えます。陽に当たる機会が少なく「イライラ・くよくよしやすい」方にもおすすめの食材。ビタミンDは脂溶性なので、油を使った料理がおすすめです。


【小女子(こうなご)】⇒貧血、肩こり、目の健康

春を告げる魚。“造血ビタミン”と呼ばれるビタミンB12が豊富で、ニラの葉酸と相性抜群。貧血気味、肩こりなどの神経痛がある人にも役立つ働きがあります。


【鮭】アスタキサンチン⇒抗酸化



【サバ】ビタミンE、DHA、EPA⇒抗酸化
【イカ・タコ】タウリン⇒疲労回復


【健康的な間食】

〇にぼし⇒カルシウム、鉄分、不飽和脂肪酸(EPA、DHA)、タンパク質


〇干し芋⇒食物繊維、ビタミンC

〇干し柿⇒カロテン(柿はお酒を飲む方におすすめの食材です)

〇きらずだんつ(おから餅)⇒食物繊維、タンパク質

(タンパク質が不足すると満腹感が得にくくなります)

〇りんご⇒ペクチン

※りんごの皮周辺に多い。腸活に役立つ食物繊維。便秘にも下痢にも良い。


【あら汁】⇒腸活

栄養はとっているはずなのに…という方は、腸が弱って吸収できていないのかもしれません。流行りのタンパク質や鉄分も、お腹が元気でないと意味がありません。お腹をいたわるには、骨を煮込んで貴重な栄養が採れる「ボーンブロス」を飲んでみては?

使用する「あら」は養殖物より天然物を選んだ方が、お腹に優しいと言われています。魚なら、煮込み時間が少なく済みます。

いりこでとる出汁も即席ボーンブロスと言えそうです。昆布を合わせると、酸性が中和されて成分的にもプラスに働きます。

出汁の素材は、村内の魚屋さんで手に入りますし、

上神田さんの「浜潮だし」もおすすめ♪


【悩む時間が無い】

普代に移住して、思ったことは「忙しい」ということです。移動時間、草とり、薪の準備、地域の行事などやることが満載。細かいことに悩んで立ち止まっている暇がありません。


【意識して歩く】

普代の生活で、不健康だと感じるのは「歩く」機会の少なさです。意識して歩くことが必要だと感じます。



■「ウォーキングチャレンジ」

保健センターでは定期的に、歩数目標にチャレンジする企画が実施されています。歩数計は借りることができるので、一度試してみてはいかがでしょうか。以前に私が参加した際は、1日2,000歩程度しか歩いていませんでした。これは平均の半分以下です。

1日の平均的な歩数

男性6,793歩 女性5,832歩

動かない状態が長く続くと、心身の機能が低下して動けなくなると言われています。長く健康でいるために、意識して歩くようにしたいものです。

▽「歩く」と良い事いっぱい

血行促進/心肺機能向上/新陳代謝UP/骨の強化/リラックス・気分転換/生活習慣病予防/睡眠の質向上/


〇ふだいで、ウォーキングにおすすめの場所

・アビーロード商店街

・防浪提

・普代浜園地


【癒しの自然音】

鳥のさえずりや川のせせらぎ、波音、木々の音…普代は自然音で溢れています。

〈自然音の効果〉

ストレス軽減/痛みの緩和/気分の向上/認知機能の向上


【健康スマイレージ】

普代村の保健センターでは、健康づくりの取組でポイントが溜まる「健康スマイレージ」を実施しています。スマートフォンで参加できるアプリがあるので、ぜひご利用ください。上記のウォーキングチャレンジもポイント加算イベントです。


【畑仕事は運動の代わりになるか!?】

農作業の消費カロリーを計算してくれるサイトがあったのでご紹介します。

Ke!san(CASIO)

例えば、

体重50キロの人が30分草とりをすると、消費カロリーは92kcalでした。

静的な作業が多いので、ときどき体全体を使う動きを加えてみると良さそうです。


いかがでしたか?


里山・浜での生活は、健康があってこそ。(通院は大変)
ふだいは地元の食・風景を楽しみ、人の温かさに触れながら
健やかな毎日を過ごせる場所です。

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