夏に役立つ「シソ科の植物」

薬味やツマなど
夏に大活躍する「大葉」は
青じその若芽を意味する言葉です。

普代では、身近に生えているor植えているので
買ったことがないという方も
多いのではないでしょうか。

今回は、

夏に役立つシソ科の植物

をご紹介します。


夏に欠かせない「梅漬け」は
赤紫蘇で色と風味付け。
▽ごはんの上にあるのが梅漬け

特徴

葉が対生/茎の断面が四角/香りがある

料理の香りづけに使われるハーブの
ほとんどがシソの仲間です

バジル、ローズマリー、タイム、
セージ、オレガノ、ミントなど


―いいところ〈1〉―

\農薬を使わない防虫・活性/

コンパニオンプランツに

近くで栽培するとお互いに良い影響がある植物


【キュウリ&青じそ】

⇒青じそがアブラムシを抑制

どちらも乾燥を嫌うので、気を付けましょう


【トマト&バジル】

⇒バジルが水を吸い上げ、甘いトマトに♪


【サツマイモ&赤紫蘇】

⇒赤紫蘇で「つるぼけ」&害虫抑制


赤紫蘇と青じそも
コンパニオンプランツ
なのですが・・・
交雑してしまうと、
香りや色などの特長が損なわれ
繁殖力の強い雑草となります。

植えるときは、適度に離しておきましょう。
この交雑問題は
シソ科の植物同士で起こりやすくなります。

よく
「庭にミントを植えてはいけない」と
言われる理由の一つです。

ミントは
強いアロレパシー(他感作用)で
他の植物の生長を妨げ

種と根の両方で増えます。
それはもう、爆発的に。
しかも、香りが無くて丈夫。
引き抜いても
根が少し残っているだけで復活するとか。

そこへ、ヨトウムシ(食害性害虫)もやってくる・・・

 ホラーです😱

露地栽培したいときは、
地中に囲いをします。
(植木鉢ごと植えるのでもOK)
それでも、
超えてくることがあるので
管理に自信が無い方は、
プランター栽培がおすすめです。

―いいところ〈2〉―

\健康をサポート/

抗酸化物質「ロスマリン酸」含有

風味が付いて、健康にも良いんです👍

―いいところ〈3〉―

使い道が多様

~活用方法~

[赤紫蘇]

漬け物、ジュース、手作りふりかけなど


―〈番外編〉―

夏休みのお子さんと
赤紫蘇ジュースで自由研究♪

酢を加えない赤紫蘇ジュースで
色の変化を確認します
「酸性」
(酢、果汁、ヨーグルト、炭酸水)
⇒赤
「アルカリ性」
(重曹、ラーメンのゆで汁、こんにゃくの汁等)
⇒青
※赤紫蘇が手に入らないときは、
赤紫蘇のふりかけをお茶パックに入れ、
水に浸して抽出した液でも実験できます。


[青じそ]

大葉みそ、天ぷら、茶漬け、ドレッシング


[バジル]

ジェノベーゼ、カプレーゼ、ピザ、
ガパオライス、バジル塩


[ミント]

お茶、モヒート、虫よけ
大量消費したい方はミント風呂がオススメ


~保存方法~

乾燥(レンチンでもOK)

オイル漬け⇒薬味やドレッシングに

塩漬け⇒おにぎりに

シロップ⇒炭酸水やお酒で割って

砂糖漬け⇒お茶やお菓子に



丈夫で育てやすく
減農薬にも役立つシソ科の植物
摘みたては香りが抜群♪

シソ科の植物で

普代の夏を乗り切りましょう

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