12月12日は「山の神の日」

 普代に長く住む方に

「今日は風が強いですね」と話したら、

「『山の神の日』の翌日は、

いつも荒れるんだ」と

返ってきました。

🌳12月12日は「山の神の日」

なんだそうです。

これは山の神が、年に12人の子を

産むとされているため。

山の神への信仰は

普代に限ったことではないのですが、

村に伝わる「鵜鳥神楽」の

主要な演目になっていることもあり、

気になって調べてみました。

山の神、あなた女神様だったのね!

神楽の演目「山の神」の舞は力強く、

男性だと勘違いしていました。

言われて見れば確かに、

装束が女性っぽいような。

かつて女性は神楽の「山の神」を

見ることはできなかったそうです。

それは女神である山の神が、女性を嫌うため。

そこで、安産祈願をする女性たちが

神楽師に自分の着物や帯を

身に着けてもらったのだそう。

現在も装束に、女性ものの帯が

使われていますね。


▽写真は、普代村にある山の神を祀った神社



鵜鳥神社の鳥居のそばにも山の神塔があります

左側にあります

これからは

12月12日「山の神の日」は
天気が荒れると思って

気を付けます!

林業では、「山の神の日」
山に入らないところもあるそうですよ。

このほかにも、

普代村では

暦が役立てられていて
季節に応じた暮らしの知恵に

感心したり
おもしろがったり

しています。

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